「アナログ時代の方が幸せだった」とも、思う。

英保歯科のレントゲン装置ですが、大切に25年間使ってきたのですが、いよいよ修理が効かなくなってしまいました。ついに画質が劣るデジタルに移行せざるを得ません。一般的に、デジタル機器は「10年以内に使い捨て」となる覚悟が必要です。

かたやアナログ機器は(デジタルの部分が無いので)20年以上使い続ける事ができます。大切に使えば使う程、愛着も沸いてきます。

N様が大切に保管なさっているフィルムカメラ。Nikon F1 チタンの未使用品だそうです。貴重品を通り越して、お宝だな。こりゃ。
こちらはN様がお父様から受け継いだライカだそうです。レンズが3本もあって羨ましいですね。

フィルムカメラの時は、一枚一枚に魂を込めてシャッターを押していましたね。プリントした写真も貴重品でした。

アナログレコードやカセットテープに録音された音楽も、昔の写真同様に貴重な物でした。「ピッ」とスキップなんてできなかったから、アルバムを何度も聞いているうちにそのアーチストの想いや個々の楽曲の良さが徐々に理解できたものでした。
また、子供の頃、FMの放送局がNHKとFM大阪位しか無い時に、宍粟郡まで飛んで来てくれるAM放送の電波を必死になってキャッチして音楽を聴いていました。ジャスや American Top 40 を放送していた、神戸にある(実は須磨ですが)ラジオ関西がとっても都会的でエキゾチックに感じて、子供の私の心の中でキラキラ輝いていたものです。

こちらはN様のお爺様から受け継がれた蛇腹カメラだそうです。「六甲社」と書いてあるので、日本製のようですね。きっと味のある絵が撮れるのでしょうね。

デジタル時代で良かったと思う点は、このブログで私の想いが日本中・世界中に広がって、共感して下さる方が三田まで会いに来て下さる事です。これだけはデジタルやインターネットが無いと、無理だわ。