早く気が付いて、日本

英保歯科にプロの表現者(アーチスト)が通院されています。大きなシアターで芸術的なパフォーマンスを見せて、魅せる仕事です。
昨日、その彼女が「銀の詰め物が取れた」との事で来院されました。今回は銀歯ではなく、コンポジットレジンを使って綺麗な白い歯に修復してあげましたよ。

ただ、お口の中を見渡すとあちこちに銀歯の詰め物や被せがしてあります。「プロのアーチストの口が銀歯だらけ・・・。日本って・・・。」と心の中で溜息をつく私。

①予防歯科の概念がもっと普及し、日本社会(日本人)がそれを実践していたら、彼女の歯はすべて真っ白の無垢の歯だったはず。
②お客様の社会的な立場に想いを馳せる余裕すら無い日本の歯科医師事情。虫歯を削って保険の銀歯を詰めるだけで、時間的にも経済的にも精神的にも精一杯。

次期総理大臣がどなたかは存じませんが、日本が少しでも良くなるといいですね。