冗談でしょ?これ以上無理!


日経新聞によると、日本医師会(歯科医師会ではありません)が、社会保障の費用を更に現役世代に負担させろと提言しているようです。

歯科の分野は予防を普及させて、歯科医療費の伸びは非常に低く抑えられ、何年も横這い状態です。卵、牛乳、歯科医療は「価格据え置き三羽烏」と呼んで欲しいくらいです。

その一方で、医科の方は皆さんご存知の通りです。
予防できる病気に関しては、予防医学を本気で社会に普及する努力をして、医療費の上昇を抑制して欲しいと思うのは、私だけ?

歯科医師、頑張ってますよ。


毎月阪神間で開催される勉強会に参加してきました。

仕事が終わってから2時間程度というスケジュールですが十数人の歯科医師が自発的に自分で費用を支払って勉強のために参加しています。遠くは京都から参加されています。(でも交通の便で言うと三田の私が一番遠方かも知れません)

三田に帰って来るのは11時近くになりますが得るものが多いので全く苦にはなりませんね。

(私も少し前まで読んでいた Yahoo などでは)色々と差別的に悪く言われる歯科医師という職業ですが、私の知る限りでは相当に熱心に勉強して真面目に仕事に取り組んでおられる先生が多いですよ。

 

大正庵もアーカイブか。

新三田駅の176側が(やっと・・・。)開発されるようですね。

三田に20年以上住んでいるのですが、過去に1回だけ行った事のある大きなうどん屋さんが解体され、新しい自動車屋さんができているのを見て、「変化が起こるまでに恐ろしい程の時間がかかったけど、スタバもできるそうだし、まあ、どうなるか楽しみだな。」と思いました。今後の新三田駅前の変化を観察していたら、三田市の行政の(頭の)良し悪しがわかるでしょうね。

私は無駄な事が大嫌いなので、目新しい機械などの衝動買いはしないように努めています。でも、熟慮して、意味があると確信した時は(周囲が驚くほど)劇的に変化させます。

そんな所に注目して英保歯科を観察して頂くのも面白いと思いますよ。

 

英保先生式瞑想法のご紹介

夜はかなり涼しくなって虫の声が聞こえるようになってきましたね。

虫の声を聴いた時の脳波が出る側は、日本人と欧米人は逆だそうです。きっと満月を見た時も同様だと思います。

私は、この「日本人の心に直接届く秋の虫の声」を瞑想に利用していますので、その方法を紹介しますね。

布団に入ったら、窓を開けて寝ていると聞こえてくる虫の声を聴く事だけに意識を集中して、丁寧に聴いてみて下さい。意識が入っていくと、段々大きくハッキリと聞こえてくるはずです。

でも、悲しいかな、あっという間に集中が壊れて、「(精神を興奮させる)良さそうな事や、悩み事、若い頃から現在に至るまでの様々な後悔や不満、人に対する怒りや嫉妬(←これは最悪ですね)」などが頭に浮かんできてしまいますが、このような色々な事(邪念)が心に浮かんできたら「ダメダメ。全て忘れて虫の声を聴く事だけに意識を集中して。」と自分に言い聞かせて、再び虫の声に耳を傾けて下さい。邪念が「無」になる時間が少しずつ長くなれば Good です。

瞑想には様々な手法がありますが、これは比較的簡単に瞑想を体験できる方法です。練習してみて下さいね。

そうそう、私もあっという間に邪念だらけになりますので、上手く行かなくても心配しないでね。


 

サヨナラ。ヤフコメ民

我が家では、1年ほど前から紙媒体の日経新聞を購読しています。
その前は読売新聞で、これも良い新聞だったのですが、内容がだんだんと大衆向けに平易化して来て、読む所が無くなったので日経に変えたのです。

この日経、追加で1000円/月払えばスマホアプリでも読めるとの事で、今日契約してみました。紙の新聞は家から持ち出しにくいし、アプリならすきま時間にチョコチョコ読めるし、設定で文字を大きくできるのも良いですね。

改めて感じた事は「日経の記事はYahooなどの無料コンテンツと雲泥の差がある」という事です。紙の新聞と合わせて5900円/月はちょっと悩む金額でしたが、すきま時間に低俗なヤフコメを読んでいるのと、この日経アプリの記事を読んでいるのでは自分の人生にとって「マイナスになるかプラスになるか」と言えるほど違うと感じました。もっと早く気が付くべきでした。

改めて、「お金は使うべきところには使うべきだ」と痛感した出来事でした。それは健康や医療に関しても同様だと思います。

 

高山右近ってどんな人?

私はキリスト教徒ではないのですが、子供の頃から海外の異文化に興味があり、西欧文化の基盤を成すキリスト教にも興味を持っています。

ここ10年ほど、縁あってキリスト教(カトリック)を学ぶ機会に恵まれて、土曜の夜7時からというタフな時間なのですが、気力がある時には勉強会に参加しています。
今日も妻のアドバイスに従って、重い腰を上げて宝塚まで行ったのですが、イヤー行って良かった。自分が全く知らない世界に触れるって本当に楽しいですね。

今日のトピックは高山右近という人物だったのですが、皆さんはご存知ですか?
1552年に摂津で生まれて、高槻や安土、小豆島・熊本・金沢に住んだ後にフィリピンのマニラで最期を遂げたカトリック信者です。
私より丁度410年前に生まれて、大昔の人なのに私より遥かにダイナミックな人生を歩んでいることに羨ましく思いました。

私にもまだチャンスはあるかな?とにかく、「いざ鎌倉」に備えて英語の勉強だけは継続しようと思います。

 

子供にRed Bullはダメでしょ?

妻が見かねて、娘の部屋に掃除機をかけていた時の事。

洗面台に数本のエナジードリンクの空き缶が放り込んであったので驚いて、「あいつ、こんなもの飲んでんのか!!Σ(・□・;)」と私。

「塾で何回かもらったみたいで、開封せずに後生大事に置いていたみたいですよ。今、私が中身を捨てたんです。」と妻。

我が子がエナジードリンクを常飲する訳ないか。0歳から一貫した食育の努力をしてきたのだから。(妻が。私は何の努力もしてないけど。)

現れては消えていく


真偽の程は解りませんが、失活歯とは神経を取ってしまった歯の事で、そのような歯からは毒素が出ていて全身へ悪影響を及ぼしているという見解のようです。
その検査キットの使い方のセミナーを開催しますので興味がある歯科医師は参加して下さいとのダイレクトメールですね。
こういった類の「説」は人を煽って、不安・心配にさせてビジネスに直結させる事ができますが、大切なのはこれが「真実か否か」なのです。
論文などのエビデンスが乏しくても、これが真実であれば臨床の現場で10年単位で生き残っていきますが、真実で無い場合は一時の「祭り」となり、恐らくタピオカのように消え去って行く運命にあります。
このように現れては消えるような「流行」に翻弄される事無く、じっくりと腰を据えて「真実」を掴む思慮深さが、歯科医師にには求められます。

まあ、単に予防さえすれば、こんな話とも無縁なんですけどね。

 

1/3でギブアップ

小5の息子がカップヌードルミュージアムに行って「マイカップヌードル」を作って来ました。

私が子供の頃に発売されたカップヌードルは、浅間山荘事件の時に警察官が食べていた事と浜田省吾の軽快なCMソングで一気に有名になりました。寮生活をしていた時は空腹を紛らす為にしょっちゅう食べていました。(意外ですか?)

時々無性に食べたくなるのは、子供の頃の食生活の悪影響でしょうね。スタッフは「英保先生がカップラーメンを食べるなんて信じられません。」と言ってくれますが、私は育ちの悪い田舎者ですから。

その一方で、妻は彼女の母親から「発泡スチロールの容器に入ったインスタント麺なんか絶対食べちゃダメ。」と食育を受けていたそうです。

そんな訳で、我が家の子供は4人共生まれてから一度もカップラーメンやインスタントラーメンを食べた事が無いという希な子供になっています。(そう言えば、家で冷凍食品も見た事が無いなァ。妻には頭が下がるなァ。)

普段は大食いの息子で、人生初、兄弟初のカップヌードルに意気揚々でしたが、1/3も食べないうちに「もうダメ。お父さん食べて。」ですって。

幼少期の食育って味覚形成に多大な影響を与えるようですね。妻のお陰で良い学びができました。

保険の前歯を外してみたら・・・。


他院で、保険でやってもらった治療だそうです。様々な負の要因が重なって、被せの内部がこのようになっていました。リカバリーを試みなくてはなりません。この歯は残せるでしょうか?

保険治療の限界は、悲しいかな存在していると思います。
自由診療だとありとあらゆる面で制約がなくなるので、まさに「自由」に治療をする事ができるからです。

自由診療では時間も技術も材料もあらゆる面で制約がなくなるので、それらを惜しみなく費やして最高の結果を求める事ができます。
肝心な事は、「保険外のセラミックにしたから長持ち」というのでは無く、そのセラミックの歯を作る「歯科医師の治療プロセス」にも違いがあるのです。

英保歯科では小さな虫歯以外は保険診療で行う事は皆無になっています。
でも、英保歯科のファミリーの皆さんはしっかり予防されるので、そういった費用の事を意識され心配される必要はあまり無いようです。