車中泊@道の駅・淡河

ゴールデンウイークに山口県在住の恩師に会いに行こうと画策中。

行けるかどうかわからないのと、自由気ままな一人旅をしたいのと、青春の思い出が詰まった岡山や広島にも立ち寄りたいのと、旅費を節約したいのと、ホテルがゴールデンウイーク価格だし満員だろうし・・・。そのような理由で、行くなら軽四で車中泊しながら行ってみようと半分本気で考えています。

車中泊というものをやった事がないので、予行演習をしてみようとふと思い付きました。丁度明日は日曜日で休みだし、近距離の道の駅なら最悪帰宅して寝ればいいやと思い検索。
近からず遠からずの場所、淡河に道の駅があるようなので自宅を深夜12時に抜け出して、ナビに従って下道を使って行ってみました。

小さな道の駅でしたが、県外ナンバーの車がずらりと停まっており、ソロキャンブームと同様に車中泊も人気が高いことが判りました。私は駐車場の一番隅っこに停め、すぐにエンジンを停止しました。「シー。静かに、静かに。」

4月の満月ピンクムーンに魅せられて、狼男のようにムックリ起きだして家を抜け出しました。末っ子に見つかったらソロじゃなくなるからね。家族が寝静まってから、そーっとね。
近くに停まっていた車がアイドリングのままだったので喧しかった。でも凄く寒かったから、仕方ないですよね。
私は電気毛布で暖をとり、隣のローソンで買ったノンアルを飲んで、スマホから飛ばしたジャズを聴きながらピンクムーンを眺めてボーッとしてリラックスしていました。

知らないうちに寝落ちしており、目覚めたら朝の7時半です。早く帰宅しないと末っ子に「一人だけズルい!」と叱られてしまいます。

目が覚めて外を眺めてビックリ。淡河にはこんなお城があったんですね。
片付けて家に帰ろう。ミニマム志向が強い私ですが、今日の予行演習でもう少しだけモノを増やさないと本格的な旅には出れない事がわかりました。マットが貧弱過ぎて連泊はキツそうだし、髭剃りやシャンプー、タオルや歯ブラシの類も用意しなくちゃ。

道の駅やサービスエリアのトイレの手洗い場では歯磨きまでなら何とか許してもらえるかなと思うのですが、流石に洗顔はマナー違反でしょう。
真夏以外は、夜はそのまま就寝して、朝に地域の温泉に入って洗顔や髭剃りなどさせてもらうパターンが良いのではと思いました。朝風呂の非日常感や贅沢感も楽しめますし。

やむを得ず、ショップの開店前に家路に就きました。また来ますね。次は買い物をさせて頂きますから。

次はもう少し遠方の道の駅で車中泊の練習をしてみようと思います。狭い車内での不自由なステイですが、男子の本能的な冒険心がくすぐられるのか、想像していたよりずっと楽しいワクワク体験でした。