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不肖・宮嶋茂樹氏に会いに明石まで

今日は一日雨でしたね。午前中はオンラインで webinar を受講し、12 時に終わったらすぐに車に乗って阪神高速で明石に向かいました。
明石の文化博物館で、白陵時代の写真部で一緒に暗室に入っていた、1年上の先輩、報道カメラマン・宮嶋茂樹氏の写真展が開催されていたからです。

「13時半からの講演会に間に合うように」とカップラーメンを食べながらwebinar 聞いて、高速飛ばして慌ててやって来たのに、「講演会の入場は抽選です。ハガキが無い方は入れません。」との事でした。トホホ。

白陵の写真部の暗室の前で、宮嶋さんは私に「英保君、わしは写真で有名になるからな。もし有名にならんかったら笑てくれ。」とおっしゃった事を今でもはっきりと覚えています。宮嶋さんが写真を極めるために日本大学の芸術学部に進まれた時、当時まだ視野が狭い受験生だった私は「白陵で受験勉強をしたのに、何で国立じゃ無くて私立の芸術学部なんかに行くんだろう。もったいないなァ。」と思っていました。浅はかでした。
現在のご活躍を拝見すると宮嶋さんには「確固たる信念と先見の明」があった事が解ります。

プロ用の良い器材を使った、日大芸術学部出身の報道カメラマンの写真は圧巻です。白陵出身だから英語も堪能だし、講演会でのスピーチも一流です。「どのような仕事に就いても学生時代の努力は何らかの形で華開くものだ」と思いました。
時間をかけて、一枚一枚じっくりと拝見しました。
東京で活躍中の宮嶋さんに、死ぬまでにもう一度だけ会いたいとずっと思っていました。夢が叶いました。

宮嶋さんは現在、日大の客員教授としても活躍されています。お互い少々歳はとりましたが、控えめで、気ィ遣いの性格も白陵時代のままでした。

宮嶋さん、これからも益々のご活躍をお祈りしています。