カテゴリー別アーカイブ: 食育・健康

24hジャンクフード×デジタル刺激=∞

私達が子供の頃(昭和40年代)は今よりはるかに体に悪い物を食べさせられていました。その当時、砂糖がまだ高価だったために代用甘味料であるチクロやサッカリンが駄菓子屋で売られているお菓子に普通に使われていました。「チクロ入り」とわざわざ明記したオレンジ色の三角ジュースが売られていた事を覚えています。それらが発癌物質である事がわかった途端にお店から消えたのですが、多くの子供達がそれを飲んでいたのです。
実際に、私の兄の友人で、三角ジュースを箱買いして押し入れに置いてあるという、当時の子供達からは憧れの家庭があったのですが、その家の子は小学生の時に肝臓の病気で死亡しました。企業が子供向けに販売しているチクロ入り三角ジュースが体に悪いとは「誰も考えない」のが普通でしょうから、親を責める事はできません。

現代の日本の子供達が食べているお菓子はずっと安全な食品です。でも、観察していると、体と心の成長に於いては、ひょっとしたら私達の時代より「気の毒な」結果となっているのかも知れません。

もしそうなら、なぜでしょうか?

昔の駄菓子屋は夕方5時には閉まっていて、広場や公園で遊んでいる子供達も5時のサイレンが鳴ったら家に帰るように周囲の大人から注意されていました。カラーテレビはありましたが、スマホもゲームもCG映画も無い時代です。

これだけは買わないで。ヤクルトも禁止。ジュースを冷蔵庫に買い置しない事。砂糖に被爆する頻度(回数)が激増します。歯を溶かす程の頻度の砂糖摂取は体と脳と心をも破壊します。

今はコンビニがあるので、24時間いつでもどこでもお菓子が手に入ります。それに加えてデジタル刺激の量が半端ではありません。

砂糖もデジタル刺激も体と心と脳に悪影響を与えます。それが24時間猛スピードで大量に押し寄せて来るのですから、相当気を付けて守ってあげないと子供が変になっても不思議ではないですね。

ここでも「断捨離」の考え方の応用が利くと思いますよ。

 

6歳までの甘味制限の結果

5歳まで虫歯が1本も無い子供は大人になってから虫歯になる本数が1/3である事が知られています。言い換えれば「小さい頃、乳歯が虫歯になっていた人は、大人になってから通常より3倍(!)虫歯になってしまう」という事です。恐ろしいですね。

我が家では4人の子供に「小学校に上がるまでは砂糖甘いお菓子などを避ける食生活習慣を徹底して躾ける」「小学校に上がった瞬間から一切の砂糖制限を解除して完全に自己判断に任せる」という風に(妻が)教育(食育?)してくれました。
先日、サントアンに行った時に、ショーケースの中にあまりにも美味しそうなモンブラン(1個660円!)が並んでいたので家族の人数分、合計6個を(清水の舞台から飛び降りる思いで)購入しました。
こんな贅沢は(値段が高すぎますし、ずっと甘い物を避けていたので)した事が無かったのですが、家族団欒の時に出してやると皆が喜ぶだろうと思って決心して注文し、持ち帰りました。

このモンブランを口にすると砂糖の塊でできているような強烈な甘さで、甘党にはたまらない味だと感じました。私と妻はペロリと平らげました。
その一方で、我が子供達は、非日常のイベントに喜んではくれたのですが、ケーキの1/3程度を食べて「今日はこれだけにする」といって残りをタッパーウェアに入れて冷蔵庫にしまっていました。
つまり彼・彼女らは、このケーキ1つを1/3ずつ3日に分けて食べないと食べきれないという(敏感な)味覚を持った人間に育っているのです。
「妻の行った食育は正しく、成果を生んでいる。」と確信した瞬間でした。糖質摂取が最終生成物のAGEを産生し、それが体内に永久に蓄積して、老化を引き起こす事はご存知だと思います。たしなむ程度以上の量の砂糖摂取の習慣は、今後の人生を劣化させる事になります。砂糖だけでなく生活習慣病の原因になりそうな「栄養の偏った欧米風の食事」もAGEを産生します。

私は、6歳までの教育が一番大切だと思っています。次に小学校。その次は中学校。そして高校。大学になってからではもう遅いかも。と。4人の子供の成長を見守っていると、それは「正しい」との確信を強めつつあります。
生まれてから幼稚園が終わるまでの、たった数年間のちょっとした保護者の努力がその後の人生の健康に大きく影響するとしたら、親や祖父母がちょっと頑張ってみても損はないですね。


「のふうぞ」さんを訪問

今日は良いお天気でしたね。ウッデイタウン市民センターでは農業祭が開催されていたようですが、私は違った農業関係の場所を訪問してきました。
私のブログに時々登場する自然農法の農園、「のふうぞ」さんです。

私は岡山大学出身ですが、この「のふうぞ」という言葉は、やや古い岡山弁で態度が大きく生意気な様子を意味するそうです。そして、岡山県出身の作曲家・山本寛之さんの野風増(のふうぞ)という曲があり、河島英五さんなどが歌っておられます。

この「のふうぞ」さん、ネットで「三田・のふうぞ」と検索しても1件のヒットも無い、超レア、超シークレットな農園です。興味が湧いてくるでしょ?

オーナー様の考えを尊重して農園の場所は極秘です。この場所で真面目に継続して自然農法とオーガニックな土を守り続けてもうすぐ20年だそうです。よそ者・新参者の彼がこの地域の人々に心から信頼されるようになるのに10年以上かかったそうです。

発見!南欧の雰囲気さえ感じられる佇まい。ワクワクしませんか?
収穫作業の詳細について、仲間と熱心に打ち合わせをされていました。
完全無農薬、無肥料。除草作業も最低限の中でスクスクと育った枝豆。「のふうぞ」のラベルをパスカルで発見したら「即買い」ですよ!
合計で3反(900坪)の畑を使って耕作されています。
こちらがオーナー様の隠れ家。自由をこよなく愛する男達が集う場所です。

オーナー様の隠れ家でお茶を御馳走になりながらお互いの身の上話に花が咲き、あっという間に1時間半ほどの時間が過ぎてしまいました。枝豆の収穫でお忙しい時に突然お邪魔して、しかも長時間居座ってしまい申し訳ありませんでした。

今日の出会いは「小さな勇気と決断と行動」の結果です。そして「大きな新しい世界」に触れる事ができました。皆様にも「小さな勇気と決断と行動」を頑張ってみる事をお勧めしたいと思います。たった1回の人生、数多くの「志を同じくする人(友)」に出会う方が楽しいに決まっていますからね。

再会を約束して隠れ家を後にしました。今日は本当に有難う御座いました。




広がれ、自然栽培の輪


今日も「のふうぞ」様から、ベジタリアンの私にとって最高の贈り物を頂戴しました。自然栽培によって創られた枝豆です。有難う御座いました!


三田でも同様の自然栽培による農産物を作っている脱サラした若者がいるそうで、全国的には増加傾向のようです。

藤原農園
兵庫県三田市末1857
この藤原農園さんは私の定番のサイクリングコースにあるので、気にはなっていたのですが、今日「のふうぞ」さんからお名前をお伺いしてやっと腑に落ちました。


シンフォニアファーム|SINFONIA FARM 伊藤祐介氏
伊藤さんはSNSなどのソーシャルメディアを駆使したデジタルネイティブ世代らしいビジネス展開が新鮮ですね。


淡路島にもありますよ。



若い人達にとっては環境問題は自分達の未来の人生に直接影響する事案ですから、真剣になるのももっともです。

もしも予防歯科の考え方がが普及して誰も虫歯にならなくなったら、歯科医院の電気や、金属やレジンなどの材料を使う必要がなくなり、その容器などのゴミも一切出なくなります。あなたが予防歯科を頑張れば環境保護にプチ貢献できそうですね。

ユニクロなどのファストファッションは家計に優しいので有難いですが、ファストファッションの衣類が安いといっても無駄にたくさん買う事無く、本当に必要な分だけ買って大切にし、少なくとも2-3年は着るべきだと思います。私はもっと長く使っていますよ。自分のお財布だけでなく地球環境(他人)にも優しくありたいですね。

秋の学校健診

今日は午前中、学校健診に行って来ました。私が校医をさせて頂いている、けやき台小学校は県下でもトップレベルの「歯のいい学校」です。

生徒の歯が良い事と、私が校医をしている事は全く関係がなく、ご家庭の食生活習慣が良い傾向にある事が大きな要因だと思います。
歯に良い食生活は体にも頭にも良いのですよ。けやき台小学校から灘中や甲陽中などの難関進学校に多数合格している事も、あながち不思議ではありませんね。

 

子供にRed Bullはダメでしょ?

妻が見かねて、娘の部屋に掃除機をかけていた時の事。

洗面台に数本のエナジードリンクの空き缶が放り込んであったので驚いて、「あいつ、こんなもの飲んでんのか!!Σ(・□・;)」と私。

「塾で何回かもらったみたいで、開封せずに後生大事に置いていたみたいですよ。今、私が中身を捨てたんです。」と妻。

我が子がエナジードリンクを常飲する訳ないか。0歳から一貫した食育の努力をしてきたのだから。(妻が。私は何の努力もしてないけど。)

1/3でギブアップ

小5の息子がカップヌードルミュージアムに行って「マイカップヌードル」を作って来ました。

私が子供の頃に発売されたカップヌードルは、浅間山荘事件の時に警察官が食べていた事と浜田省吾の軽快なCMソングで一気に有名になりました。寮生活をしていた時は空腹を紛らす為にしょっちゅう食べていました。(意外ですか?)

時々無性に食べたくなるのは、子供の頃の食生活の悪影響でしょうね。スタッフは「英保先生がカップラーメンを食べるなんて信じられません。」と言ってくれますが、私は育ちの悪い田舎者ですから。

その一方で、妻は彼女の母親から「発泡スチロールの容器に入ったインスタント麺なんか絶対食べちゃダメ。」と食育を受けていたそうです。

そんな訳で、我が家の子供は4人共生まれてから一度もカップラーメンやインスタントラーメンを食べた事が無いという希な子供になっています。(そう言えば、家で冷凍食品も見た事が無いなァ。妻には頭が下がるなァ。)

普段は大食いの息子で、人生初、兄弟初のカップヌードルに意気揚々でしたが、1/3も食べないうちに「もうダメ。お父さん食べて。」ですって。

幼少期の食育って味覚形成に多大な影響を与えるようですね。妻のお陰で良い学びができました。

リンゴの味がしない

小1の息子が学校から帰るなり、冷房の効いていない和室の布団に入って寝てしまいました。えらく疲れた様子だと思って冷房をかけて寝たままにさせてやったのですが、妻は「普段とかなり様子が違う」といって目が覚めてから体温を測っていました。
測ってみると39度を超える熱がある事がわかったので(さすが母親です。普段から良く見ているので気が付くのですね)、消化に良い夕食を食べさせて早めに休ませる事にしました。
普段、ジュースの類は我が家の冷蔵庫には入っていないのですが妻の依頼でスーパーマーケットに行ってリンゴジュースを買ってきました。熱がある時はすりおろしリンゴとかが美味しいですからね。

喜ぶと思って子供に飲ませてやると「お父さん、これってリンゴの味がしないよ。飲んでみて。」と言います。
「そうか?」と飲んでみると、確かにフレッシュな果物のリンゴの風味とは全然違います。

我が子は、果物味のお菓子などをもらって口に入れた時にも「これは岡本小児科の薬の味がする。」と言う事があります。

常日頃、妻が子供達に自然の物を食べさせてくれているので、このように加工食品の味の不自然さがわかるのでしょうね。

食育って本当に大切ですね。

ちなみに病状ですが、日中に炎天下の校庭で遊び過ぎたために熱中症の傾向があっただけのようで、翌日には元気に学校に行ってくれました。

 

年齢は捨てても歯は捨てるな


サービス業で多くのお客様に接していると、「年齢の数字と、その人が持っているvitality (活力)や生気とはあまり関係が無いなァ」と感じる事が少なくありません。
特に高齢になってくると、80歳のような60歳の人や、60歳のような80歳の人がおられます。

歯科医からの視点を追加すれば、「残っている歯の数と、生き生きとした活力との間には(残酷な事実だが)相関関係があるな」とも感じます。



歯がなくなると、私が常々訴えているような悪影響が体と心に出てしまい、生気(オーラ)が減ってしまうので、いくら若い格好をしようが、髪の毛を染めようが、若者風の化粧をしようが、全然若く見えないようになってしまうのです。
見た目を良くするには長い年月をかけて中身(体と心)を整えないとダメなんですが、そのためには歯が必須なんです。

年齢は捨てるべきだと思いますが、「歯は捨てなさんな」と言いたいですね。
そして、自分の年齢は私が決めるのでは無く「あなたの年齢は歯が決める」のかも知れません。