カテゴリー別アーカイブ: 院長日記

父の日に

16日は父の日でした。

今年は珍しく、自分へのプレゼントを購入しました。SONYの高級イヤホンです。「『多少値が張っても本当に良い物を手に入れて長く使う方が結局は安くつく』のは歯の治療と同じだな。」なんて思いながらその音の良さに感激して音楽を聴いて過ごしていました。

更に幸せな事に、小学校の息子二人がお父さんのために「タコ焼き屋さん」を開いてくれました。下に降りてみると、リビングのドアには1年生の次男が書いた看板が揚がっていました。
子供が小さい頃は「家でタコ焼き」といえば 私と妻がひたすら焼き続けて 子供が満腹になった後にタコが無くなってしまっているのでやっと「ちくわ焼き」にありつけるという感じでした。

いつの間にか子供が成長して「今日は僕たちが焼くからね。父の日だからお父さんはビールでも飲んでゆっくり食べてね。」なんて言ってくれるようになりました。

心に残る、とても良い父の日になりました。Thanks!

 

 

 

 

 

 

 

 

日本人の生産性と国際競争力をを高めるには(5・完)

最後は歯医者らしい提案をします。

もし日本のビジネスパーソンの98%が毎日正しいブラッシングを実践し、毎晩フロスをして、更に年に3回以上の歯のメインテナンス(予防治療)を受けたとしたら日本人の国際競争力はロケット並みに上がると、本気で思うのです。
黄色人種という暗黙のハンディに加え高くない英語力と高くないコミニュケーション力が日本人の国際的地位を低下させていますが、それに加えて歯の美しさの問題や口臭のコントロールの問題が存在するとますます対等な関係で会話が始まるとは考えにくいでしょう?
一般的に先進国では喫煙や飲酒や体重のコントロールなどの自己管理ができないビジネスパーソンは一流ではないとみなされます。日本でもそれは同様ですが、もう一つの重要なチェックポイント=歯の状態 がなぜか日本においてのみブラックアウトしているという摩訶不思議が存在します。企業にとっても、40代の働き盛りのビジネスパーソンが歯周病が引き起こす心筋梗塞や脳梗塞で倒れると、それまでに積み重ねてきた経験やスキルをロスするようになって生産性や競争力が低下します。

LAの学会にて展示販売をした時の模様です。
私は歯科医院の院長ですが、私達が開発した歯科医療器具を販売する小さな有限会社の役員と営業の仕事もしています。国際的なビジネス現場の最前線の経験からも「歯の美しさ」は国際競争力として必須であると確信します。


 

 

 

 

 

日本人の生産性と国際競争力を高めるには(4)

日本でも、もっと個性的で自由な発想ができる人間を育てる教育をしましょう。そして率直な意見を自由に発言できるような社会の空気を作ろうというお話をしました。
しかし、今日は真逆の話をします。「沈黙を保て」です。

下記の記事とそれに対する読者のコメントも参考になりますよ。

思考が浅く行動が遅いのんきな日本人、グーグルで感じた日本企業の課題(ビジネス+IT) – Y!ニュース

会議でスタッフに「何か意見や改善点を」と促すと、多くの場合は「こうしたら良いと思います。」と「足し算」の意見が出ると思います。
例えば会議で、売り上げアップのためにはどうしたら良いか?という議題に対して、若い社員の誰かが「ロゴ入りの紙袋や販促のキャンペーンチケットを作れば良いと思います。」と深く考えずに意見したとしましょう。参加者の何人かは「そうかなァ・・・?」と心の中で思っても深く考えずに黙って頷いたりします。日本では和を保つ事が大切ですから。

そしてその方向で会議に会議を重ね、多くの時間と費用を費やしてこのような販促グッズが出来上がったりします。これはよくある普通の事だと思うので、全然非難する気はありません。念のため。
そして出来上がった結果、このようなグッズを管理したり、配ったり、追加注文したりする仕事とストレスが新に発生します。また、グッズを配ったかとか配らなかったとかのミスが発生して先輩と後輩のフリクションが増加するようになります。

さて、これってやっぱり作った方が良かったのでしょうか?無かった方が良かったのでしょうか?

英保歯科なら、これらのモノは「無い方が幸せ」という判断になります。

最初にアイデアを述べる人は「費用や労力と効果」や「その後に起こり得る諸々の事」にまで思慮を巡らせ、熟慮してから意見を述べるべきだと思います。それは管理職であっても若いスタッフであっても同じ事で、「口に出す限りは最後の最後まで責任を取るつもりで提案する。それまでは沈黙を保つ」べきだと思います。医療に於いては常に「責任」を問われます。発言も行動も「最後の最後まで責任を問われる」のです。ですから私にはこのような考えが普通になってきたのです。

3年前に診療室の「断捨離」を決心した時、約1か月間ほぼ毎晩再出勤し、夜の10時頃から夜中の3時頃まで診療室のモノを一人で黙々と片付けたり捨てたりしました。その時のスタッフの驚きと動揺は想像以上でしたが、最近ではスタッフの方から自発的に「もっと捨てたりやめたりできないか?」を考えてくれるようになりました。

本当はもっともっと色々とお話したいのですが、熱心な読者の皆さん(あの方とあの方と・・・と、お顔を思い浮かべております。)には仕事の話は退屈かと思いますので、次回でこのシリーズを終えたいと思います。

日本人の生産性と国際競争力を高めるには(3)

昨日は「もっと発言を」というお話をしましたが、日本のビジネス社会では「出る杭は打たれる」以前に、「自分の頭が出ないように周囲の高さに合わせて引っ込め続ける」ようにする事を常に無意識に行っているように見えます。
その理由はなんでしょうか?
私はウッデイタウンの幼稚園や小学校などの校医をしていますので、しばしばそういった教育の現場の実際に触れる事ができます。どの幼稚園も小学校も地域住民の皆さんの教育意識の高さも手伝って、素晴らしくハイレベルな教育がされていると感じています。しかし、概して「周囲の子供達と同じ行動や思考ができるようになる」教育が繰り返し行われているように感じるのです。
幼稚園では前に立った先生の歌と身振りに合わせて全員が同じようにする。
小学校では性別や戦争に対して「決められた画一的な答え」ができるようになるまで教え込まれる。中学校や高校での友人関係でも同様に「皆と同じ」である事を求められているのではないでしょうか。成人した後も子供の頃に刷り込まれた思考回路に従って無意識に反応するので、集団において波風を立てないように、目立たないようにとするのではと思うのです。若い女性のお化粧と服装がここまで「皆同じ」なのは日本だけではないかな?

我が家の子供は4人共、神戸友の会幼児生活団という所で教育を受けました。この生活団での教育も素晴らしいのですが、前者とは全く異なる教育がされています。画一化と真逆の個性化の教育です。お陰様で4人共ユニークな人間になってきています。

会社の会議においてドンドン発言できるような若者を育てるには、現在の幼稚園や小学校・中高で普通と考えられている教育パターンを破壊して、「普通じゃ嫌だ。人と同じは嫌だ」と思う事が「普通」であるような人間を育てるのが、気の遠くなるような近道ではないかと思うのですが、どう思われますか?

日本人の生産性と国際競争力を高めるには(2)

最近は自分の(57歳という)年齢に相応しい社会的参画が求められ、普通のビジネスパーソンが中心のグループの会議に参加する事があります。メンバーは一流企業の方ばかりで皆さんは社会人としての高い常識をお持ちになっておられます。そのような会議が終わった時にはほぼ毎回、すぐに逃げ出したい、穴があったら入りたいと、心の中に後悔の嵐が吹き荒れます。

その理由は「また、余計な事を言ってしまった・・・。」と感じてしまうからなのです。
こういった会議の雰囲気は、2-3名のリーダー核の人が既に大体決めて来てこられている内容を提案され、残りの9割の方はずっと黙っている感じなんですね。そういった時、私は思わず「でもそれは✖✖なので〇〇の方が良いのではと思います。」などとストレートに意見を述べてしまうんです。そして一人目立ってしまって、浮いてしまうのです。

日本の企業社会における常識を身に付けるという事はこの「自分の率直な意見を言わずに沈黙とポーカーフェイスを守る技術をマスターする」事ではないかと、真剣に思うようになりました。もしも偏見だったらゴメンナサイ。

この好景気の中、我々中小企業は求人難の中、限られた資本の中で様々な工夫と努力をしています。ましてや「コンビニより多い」「掃いて捨てる程ある」と言われる歯科医院を破綻させずに運営するには「一切の無駄」を排除して極限まで筋肉質の企業体質にしなければ生き残れないとないと思っています。そして同時に、スタッフやお客さまの幸福度を増加させるという難題をクリアしなければなりません。ここ3年間私はそのような考えの基に英保歯科を導き、手応えを得ています。現在の英保歯科の雰囲気からその「空気」を感じ取って頂ければと思います。

さて、私の目から見ると「2時間の会議が上司からの1件のPDF送信と同等の結果しか生まない」のでは無駄が多すぎるように思います。若いビジネスパーソンの皆さんは「会議では黙っているのが普通」という常識を捨てて、「もっと正直に意見や考えを声に出す」ようにしてみてはどうでしょうか?

 

日本人の生産性と国際競争力を高めるには(1)

最近は、自分で起業される方も増えていると思いますが、多くの場合は楽天の三木谷氏のように一旦大企業に入社して社会経験を積んだ後に起業されるケースが多いのではないでしょうか?
実家のビジネスを継承する運命にある方でも「しばらくは外の飯を食ってから」即ち、一旦外部の会社勤めを経験し、ビジネス社会の常識を身に付けてから実家に戻るのが「善し」とされているのではと思います。

経済的成功という面では全くスケールが違いますが、私も同様に起業して経営しています。ただし、私は会社勤めをした事がないので日本のビジネス界(=日本社会)の常識を先輩や社会から教わった事がありません。

大学や病院も「小さな日本社会」ではありましたが、岡山大学歯学部は新設学部で私は2期生という事もあって、新鮮で自由な空気に満たされた幸運な状況でした。白い巨塔の世界とは全く違っていましたね。

そんな社会常識の無い歯科医師 兼 経営者ですが、非常識だからこそ「日本の社会ってこうした方がいいんじゃないかな?」と感じる点がいくつかありますので、何回かに分けてこのブログでお話させて頂きたいと思っております。どうかお付き合い下さい。

 

 

 

 

 

間違いなく98%の仲間入り

日本人の98%は歯が悪くなってからしか歯医者に行かないという一説があります。ほとんどの人が定期的な歯科衛生士の先生のケアーを受けていない事になりますが、本当でしょうか?

先日所用で大阪までJRで行ったのですが、帰りのラッシュアワーの車内「空気」で、「この98%という数字は真実だな」と確信しました。
私は職業柄、歯周病が原因の口臭には非常に敏感なのです。皆さんが電車の中で「この人口が臭いなあ」と思うような方だと、私なら半径3メートル以内に入ると感知できます。
このJRの車内では、老若男女にかかわらず、程度の差こそあれ、かなり多くの人に歯周病からくる口臭がある事が感じられました。奇麗に化粧をした20歳代の女性やカッコイイスーツを着て英会話の勉強をしている30歳代のビジネスマンも含めてです。もちろん全く口臭を感じない人も相当数おられましたが。

偉そうな事を言っていますが、例えば私が神戸大学の工学部を卒業して尼崎の家電企業に勤務していたとしたら、あるいは、岡山大学歯学部ではなく医学部に進学して普通の医師になっていたとしても、間違いなくこの98%の日本人の仲間入りをしていたと思います。そして自覚のないままJRの中で口臭をまき散らしていたと思います。歯学部に入学するまでは歯のケアーの大切さなんて考えた事すら無かったのですから。

歯科医師になったおかげで「歯のケアーの大切さを知ったので、50歳後半になった今でも自分の人生の質を高く維持できている。」と思います。
98%の日本人に少しでもこの知恵・知識が伝わるようにと願いを込めて、引き続きブログを頑張ります。


 

 

掃いて捨てるほどある

他の歯科医院から英保歯科に転医される時に、お友達から英保歯科の特徴をしっかり聞いて良く理解してから、あるいは、英保歯科ホームページを熟読してからお越しになる方ばかりではなく、「ちょっと小耳に挟んで」という理由でお見えになる方もおられます。

先日お見えになった中年の女性が「三田にも歯医者が増えて、今は掃いて捨てる程あるから(別にここに来なくてもいいんだけど来てやった)。」と、初対面の私に面と向かっておっしゃいました。お伺いすると「ここが良いと小耳に挟んだ」との事で英保歯科のホームページなどは全く見た事が無いとの事でした。「英保歯科は予防歯科を核に据えて展開しております。お客様のご期待に添える事ができれば良いのですが。」と初回のコンサルテーション時にお話ししたのですが、それ以来お越しになっていません。

「コンビニより多い」といった修飾語が頭に付けられる歯科医院という存在ですが、「英保歯科だけを頼りにしています。」と言って下さるファミリーの方も多いので、今日のような台詞で心が折れそうになっても、それでも、頑張る事ができます。

 

「長女に」と思って

私自身、幼少期に家庭で非常に厳しく躾けられ、その上、小学校を卒業するとすぐに家を出て、当時「軍隊式教育」を売りにしていた中高一貫校の寮に入って、かつ部活はなぜか柔道部に入ってという「かなり厳しい」青春時代を過ごしました。ですから「子供の教育は厳しく」というのが当然だと思っていました。

長女が生まれた時私はまだ30歳代でしたので、そのような価値観を強く持ったままで彼女に接し、可哀想なくらいにきつく指導しました。

小学校の友人が訪ねてきた時にカルビーのポテトチップを持って来てくれたのですが、(今でも感心はしませんが)子供がジャンクフードをボリボリ食べながら遊ぶという事に違和感を覚えて、友人が帰った後に長女に「こんなもんは子供の食べるもんじゃない!」とこっぴどく怒って「お父さんが言った事を忘れないように、ここに貼っておくからな!」と、壁にセロハンテープでそのポテチの空き袋を張り付けた事があります。(その直後に妻が呆れた顔をしてそれを剥がして、ゴミ箱に直行した事は言うまでもありません。)

今ではそれが笑い話になっていて、ポテトチップが家にあると必ず長女が「こんなもん食べるとお父さんに壁に貼られるよ。」と茶化してきます。

映えるポテチをオアシスで見つけたので、長女にと思って買って帰りました。どんな反応をするか心配しながら渡したのですが、「これも壁に貼る?」とは言わずに「ありがと。」とだけ言ってくれました。良かった。
他の子供達は「何でお姉ちゃんだけ~!?」と怒っていましたが、今回は彼女にだけです。

こうありたいけど

完全菜食主義がまたまたブームのようです。
私もいつかは Vegan になりたいんですけど、子供が居て、社会生活をしているとなかなか難しいですね。リタイアして妻と二人暮らしになってから「なんちゃって Vigan」になるかどうか考えたいと思います。妻が私の体を心配して許してくれないと思いますが。
野菜の持つ美しさには惹かれます。皆さんはこの写真を見てどうですか?

私も20歳の頃に数年間 Vigan だったので、経験から良く知っているのですが、完全菜食主義は体にかなり無理がかかります。

ですから、気を付けないといけないのは子供にはさせない事と、大人であっても「自分の意思で」始めたり離脱したりするべきだという事です。
新興宗教のように「もうやめたいけど、周囲との関係があって抜け出せない」では本末転倒で、本来は自由な意思の上で行う自己鍛錬(修行)なのです。