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Afternoon Tea with Scones


今日はホームメイドのスコーンをお客様から頂戴しました。英国の一流ホテルで講習を受けられた本格派の女性の手作りなので、家にはトワイニングではなくリプトンしかありませんでしたが、それでもストレートのブラキティを入れて即興の Afternoon Tea を楽しみました。

私の好みに合わせて甘さ控えめ、バナナという自然のフレーバーを生かした絶品を、英国の雰囲気に浸りながら頂戴しました。

本当に有難う御座いました!

私、英国には行った事がないのですが、今後は米国に行く回数を減らしつつ、欧州の文化に触れる機会を得たいと思っています。短い人生、多様な文化に触れて思いっきり楽しみたいですからね。

 

インプラント学会・支部大会

今日、皇室のパレードが行われていた時、私は大阪国際会議場で講演を拝聴していました。日本口腔インプラント学会の近畿北陸支部大会が開催されましたので参加していたのです。

健康長寿社会の実現に歯科の分野やインプラント治療が「具体的に」どのように関わって社会貢献すべきかについて考察するためです。

キーワードは認知症や高齢者の健康など。日本が避けて通れない事柄に真正面から向き合います。

こちらの松本先生は歯科医師でもあり医師でもある(両方の大学を卒業して両方の免許を持っている)という凄い方です。しかも上品で謙虚で温厚。見習いたいと思いました。




 

フロスもYou Tubeで習得しよう

皆さんご存知のように、You Tube は社会に革命をもたらしています。

フロスのチュートリアル動画も沢山上がっています。重要度を理解して、本気で興味を持ちさえすれば「検索」ですぐに学べる、良い時代ですね。

私も You tube の可能性に注目しています。それと同時にブログという古典的な発信ツールにも拘り続けたいと思っています。なぜって?ブログはメルマガではないし、SNS でもないのです。それがヒントかな。「断捨離」というキーワードを頭に置いて、「英保先生(英保歯科)がなぜブログで発信しているのか」をちょっと考えてみて下さいね。


24hジャンクフード×デジタル刺激=∞

私達が子供の頃(昭和40年代)は今よりはるかに体に悪い物を食べさせられていました。その当時、砂糖がまだ高価だったために代用甘味料であるチクロやサッカリンが駄菓子屋で売られているお菓子に普通に使われていました。「チクロ入り」とわざわざ明記したオレンジ色の三角ジュースが売られていた事を覚えています。それらが発癌物質である事がわかった途端にお店から消えたのですが、多くの子供達がそれを飲んでいたのです。
実際に、私の兄の友人で、三角ジュースを箱買いして押し入れに置いてあるという、当時の子供達からは憧れの家庭があったのですが、その家の子は小学生の時に肝臓の病気で死亡しました。企業が子供向けに販売しているチクロ入り三角ジュースが体に悪いとは「誰も考えない」のが普通でしょうから、親を責める事はできません。

現代の日本の子供達が食べているお菓子はずっと安全な食品です。でも、観察していると、体と心の成長に於いては、ひょっとしたら私達の時代より「気の毒な」結果となっているのかも知れません。

もしそうなら、なぜでしょうか?

昔の駄菓子屋は夕方5時には閉まっていて、広場や公園で遊んでいる子供達も5時のサイレンが鳴ったら家に帰るように周囲の大人から注意されていました。カラーテレビはありましたが、スマホもゲームもCG映画も無い時代です。

これだけは買わないで。ヤクルトも禁止。ジュースを冷蔵庫に買い置しない事。砂糖に被爆する頻度(回数)が激増します。歯を溶かす程の頻度の砂糖摂取は体と脳と心をも破壊します。

今はコンビニがあるので、24時間いつでもどこでもお菓子が手に入ります。それに加えてデジタル刺激の量が半端ではありません。

砂糖もデジタル刺激も体と心と脳に悪影響を与えます。それが24時間猛スピードで大量に押し寄せて来るのですから、相当気を付けて守ってあげないと子供が変になっても不思議ではないですね。

ここでも「断捨離」の考え方の応用が利くと思いますよ。

 

You は何か困ってる?

インバウンドのお陰で大阪駅は外国人だらけ。学生の時に岡山がこうだったら、異文化交流の機会にとドンドン話しかけていたと思うのですが。

昨日、今日と連続で大阪に来ています。切符を片手に電光掲示板を見たり、柱の停車駅一覧を見たりして困っている様子の外国人旅行者がいたので、自然な感じで近寄って「何かお手伝いが必要ですか?」と話しかけてみました。

昨日は「大阪に行くのにこのホームで良いか」で簡単でしたが、今日は「グリーンパスを持っているんだけど京都にどうやって行ったらいいかな?」で返事に困りました。

ちょっとした会話ですが、見知らぬ外国人に警戒心を持たせず、かつ、喜んで貰えるような会話のスキルを身につけるには、思い出したくも無い失敗を嫌というほど積み重ねるしかないと、最近悟りました。近頃は海外の学会に行っても「何とかなる」ようになってきましたよ。

現地の人とのちょっとした会話が思い出に残るのは万国共通です。まずはスマイルで話し掛けるようにする事からスタートです。皆さんも如何ですか?

ドローンは e sport だったのか!

先日のえるむプラザの秋祭りの時。小1の息子が「子供がドローンのレースをする大会があるから見に行きたい。」と言います。内心「子供がドローンを飛ばすのを見たってなァ。わー、飛んだ飛んだ、だけやろ。」と思いつつも、「そしたら行って見るか?面白く無いかも知れんで。」と言いつつ連れて行ってやりました。

会場は想像していた物とは別世界でした。大の大人(正確には子供の感性を持った大人)が情熱を傾けるに値する競技で、今風に言うなら e sport の1つと言っても良いのでは無いでしょうか?

お坊さんも正装で参加!ユーモアのセンスがありますね。
数センチ程度のドローンを飛ばして数周の速さを競います。
サークルの中を通らなかったらUターンしてやり直しです。一瞬、集中力が途切れたら、もう「負け」の容赦無い世界です。

ドローンに装着されたカメラの映像をVRのゴーグルで見ながら様々な関門が設置されたコースを飛ばすのです。息子より私の方がエキサイトしてしまいました。

このちゃんとした競技に参加しようと思うと、アマチュア無線の免許を取得する必要があるそうです。実は私、学生時代にアマチュア無線の免許を取ったので持っているんです。後はドローンを買うだけで参加できそうです。でも、きっと凄くハマってしまいそうですので、もう少し暇になってから購入を検討した方が良さそうです。

顎咬合学会 近畿支部大会

3連休の最終日は大阪で開催された学会に参加して来ました。

最新の歯周病治療について、東京都でご開業の臨床医と歯科衛生士のコンビの先生方のリレー講演を拝聴して来ました。こちらの歯科医院は看板が無く、紹介の患者様のみを自由診療で治療するという理想的なスタイルをとっておられるそうです。

東京都内と三田市という全く異なったロケーションですが、理念に於いては共通したリ、共感出来る部分が多々あって、自分の向いている方向が間違ってはいない事を確認出来た1日でした。

明日から又新しい週が始まります。今日は早めに床についてしっかりと体調を整えたいと思います。

三田・合鴨こしひかり

せっかく自然豊かな三田に住んでいるのだから、この素晴らしい地域ならではの生活を楽しまないと損ですね。
今日、パスカル三田のお米売り場に行って「合鴨こしひかり」の玄米を5キロ手に入れて来ました。この「合鴨こしひかり」、この農法をやっている田んぼの面積が狭い(=小規模)ので、高い審査料を払って完全無農薬の表示認可を取得する事はしていないだけで、実際は完全無農薬で育てられているのです。
私の母の実家は農家で、たとえ家族・親戚が食べる分であっても「無農薬はとても無理なので減農薬で勘弁してくれ」と言われた事を覚えていますので、完全無農薬でお米を育てる大変さは想像がつきます。玄米を私のためだけに特別に炊いて貰うのは家族に気が引けていてずっと7分づき米を食べていたのですが、メスティンの中で一晩水に漬けて膨らませると、圧力鍋でなくても玄米が炊けるかと思い、自分の部屋で小1の息子とやってみたら大成功でした。彼も「部屋でコソコソと、チョットだけ悪い事しているみたいな感じ」でドキドキだったみたいです。

AGEsを減少させる為の高価なサプリメントにも玄米の成分が配合されているようです。それなら最初から玄米食にした方が安価で効率よく成分を摂取出来て一石二鳥ですよね。

暫く継続して食べてみます。又いつか続報を報告しますね。

6歳までの甘味制限の結果

5歳まで虫歯が1本も無い子供は大人になってから虫歯になる本数が1/3である事が知られています。言い換えれば「小さい頃、乳歯が虫歯になっていた人は、大人になってから通常より3倍(!)虫歯になってしまう」という事です。恐ろしいですね。

我が家では4人の子供に「小学校に上がるまでは砂糖甘いお菓子などを避ける食生活習慣を徹底して躾ける」「小学校に上がった瞬間から一切の砂糖制限を解除して完全に自己判断に任せる」という風に(妻が)教育(食育?)してくれました。
先日、サントアンに行った時に、ショーケースの中にあまりにも美味しそうなモンブラン(1個660円!)が並んでいたので家族の人数分、合計6個を(清水の舞台から飛び降りる思いで)購入しました。
こんな贅沢は(値段が高すぎますし、ずっと甘い物を避けていたので)した事が無かったのですが、家族団欒の時に出してやると皆が喜ぶだろうと思って決心して注文し、持ち帰りました。

このモンブランを口にすると砂糖の塊でできているような強烈な甘さで、甘党にはたまらない味だと感じました。私と妻はペロリと平らげました。
その一方で、我が子供達は、非日常のイベントに喜んではくれたのですが、ケーキの1/3程度を食べて「今日はこれだけにする」といって残りをタッパーウェアに入れて冷蔵庫にしまっていました。
つまり彼・彼女らは、このケーキ1つを1/3ずつ3日に分けて食べないと食べきれないという(敏感な)味覚を持った人間に育っているのです。
「妻の行った食育は正しく、成果を生んでいる。」と確信した瞬間でした。糖質摂取が最終生成物のAGEを産生し、それが体内に永久に蓄積して、老化を引き起こす事はご存知だと思います。たしなむ程度以上の量の砂糖摂取の習慣は、今後の人生を劣化させる事になります。砂糖だけでなく生活習慣病の原因になりそうな「栄養の偏った欧米風の食事」もAGEを産生します。

私は、6歳までの教育が一番大切だと思っています。次に小学校。その次は中学校。そして高校。大学になってからではもう遅いかも。と。4人の子供の成長を見守っていると、それは「正しい」との確信を強めつつあります。
生まれてから幼稚園が終わるまでの、たった数年間のちょっとした保護者の努力がその後の人生の健康に大きく影響するとしたら、親や祖父母がちょっと頑張ってみても損はないですね。