「家族揃って行動」の難しさ

昨日は久し振りに家族全員で一泊の旅行に行ってきました。旅行と言っても車で30分の超近場です。三木にあるネスタリゾートに泊まってBBQを楽しんできました。ちなみにソーシャルディスタンスはバッチリでした。野中の一軒家でしたからね。

素敵な借り上げコテージの内部。でも、6人家族だと素泊まりで5万4000円もかかります。大家族だと小旅行もままなりません。家族揃ってハワイなんて夢のまた夢ですね。

我が家は6人の大家族ですので全員の予定がピッタリ合うなんて事はあり得ません。私は仕事が、高校生の娘は夕方まで学校があったので、二人は遅れて到着しました。

子供の年齢に開きがあると旅行日程の調整だけでなく興味の対象にも大きな開きがあり、こちらの調整も難しい、というか、不可能になってきたなと感じました。小2の息子はバギーに乗りたいと言うし、小6の息子は釣りがしたと言うし、女子は猫やウサギと遊んでいたと言うし。

どうやら、グランピングブームは長く続かなかったようです。
インスタ映えする調度品は撤去されて、ただのBBQサイトになっていました。

開きと言えば、遊びだけでなく様々な価値観についても家族6人それぞれの個性が出て来ました。それぞれが置かれている社会的な場所で様々な影響を受けて「大切に思う事」が随分異なって来たように思います。各自置かれた場所で一生懸命生き、考え、学んでいるからこそ異なってくるのだから良い事だと思っているのですが、旅行を含め、家族全員が揃って行動というのもそろそろ限界かも知れません。

私は開業歯科医としてお客様やスタッフと接する日々の中で多くを学ばせて頂いております。歯科医・経営者・チームリーダーであるが故に悩みや苦労も多いですが、普通の人の何倍もの「気付きの機会」を頂いて有意義な人生を送らせて頂いているなと、歯医者の息子に産まれて来た「運命」に感謝しています。