一人一個で我慢しなさい

3連休が終わりましたね。幸い良いお天気でしたが、皆さんは如何お過ごしでしたか?
我が家はコロナ自粛という訳では無いのですが、子供が4人もいるので必ず誰かの部活や塾や模試などがあって、数年前から家族全員で泊まりの旅行などに出かける事が難しくなっています。
ですから休みといっても、ちょっと買い物に行ったり、近くの公園で遊んだり、自転車で探検したり程度の過ごし方になるのですが、それはそれで楽しく幸せで特に不満もありません。

私は(6キロだけですが)Walking をしたりして過ごしました。
平谷大橋からは美しい虹が見えました。安らかに眠れ。

それでも、折角の3連休なのだから何か特別なイベントをと考えて「シャトレーゼに行こう。お父さんの奢りで、好きなモノを買ってあげるから。」と提案したところ、「行こう、行こう。」と、皆が乗ってきました。

・・・・シャトレーゼにて・・・・

息子達「お父さん、お菓子は一人何個まで買っていいの?」
私「そうやな、一人1個だけやな。」
息子達「え~、一個だけ?」
私「一個だけで我慢しなさい。その代わりケーキでもアイスでも何でも好きなものを一個買ってあげるから」
息子達「絶対?約束やで!」
私「いいよ。約束するよ。」

しばらくして・・・・

息子達「僕はこれ1個にしとく。」「僕はこれ1個にする。一人一個だったら何でもいいんでしょ?」
といって指さしたのは・・・。

ホールケーキ?!

まあ、何でも良いから一人一個という約束だし、仕方ないな。

そりゃ確かに「一人一個」とは言ったけど・・・。その手があったか!小2の末っ子はこちらを選択。
小6の長男はこちら。勝手にお姉さんにお願いして「祝」のチョコやローソクを付けてもらっていたようだけど、お父さん的には思わぬ出費で全然「祝」じゃ無いわ。
1人で食べられるはずも無く、家族全員でシェアーして頂戴しました。
私と妻は5歳までに砂糖の味を覚えてしまったので・・・。いくらでも食べれちゃいます・・・。

我が家の子供達には、5歳までは子供に甘い物をほとんど食べさせていなかったので、砂糖に対する耐性が低いのです。
長男は少し食べたら「もういらない・・・。油が無理。」と言い出し、次男は相当無理して食べていましたが、翌朝微熱を出していました。やっぱり精製白砂糖はキツイわ。

妻は「まあ、こんな日があってもいいんじゃない?但し、次は10年後ね。」とピシャリと言っていました。

砂糖入りの食品や飲料を毎日ダラダラ食べたり飲んだりしていると、アッという間に歯が溶け始めます。反対に、食べさせてもらった時に子供が喜びを感じる程度の量と頻度に留めておけば、そう簡単には虫歯にはなりません。

今回は、非日常的な楽しい出来事になりました。同時に、砂糖があまり体に良くないものである事を、子供自身が身を持って理解できる良い機会にもなりました。