The yin-yang principle:陰陽図は人生を表す

今日はタフな日でした。100%のお客様に100%喜んで頂けるはずがない事は解っているのですが、精一杯努力してかなりの結果を出せているにもかかわらず、お客様から思いがけない「刺さる」言葉を聞かされた時には、流石の私も心が折れそうになります。口の中がカラカラになり、意識が薄れてぼーっとなって、気が付いたら治療器具を床に落としたりていました。

何にでも完璧を求める傾向が強い私は、仕事の内容においてもお客様の満足度においても、ついつい100%の結果を追求してしまいます。
恐らくほとんどのお客様は心から喜んで下さっていると信じて明日から又頑張ります。

最近になってから、その他にも思わぬ出来事が起こって心が乱れています。私個人や家族は鳴かず飛ばすで、ある意味(低空飛行の)平穏な日々で良いのですが、社会生活に於いてはちょっとした乱気流に翻弄されています。

最近リフォームして水道の蛇口の方向を変えたり、入り口に手を付けたりしたせいで風水が変わってしまったのかなと少々不安になったりしてしまいます。
開業の時には藁にも縋る思いでガッツリ信じてしまった風水なのですが、そのせいで診療室が西向きになっったりして、真面目に考え過ぎた事を多少後悔しており、今は「風水なんて非科学的だから気にするな。」と自分に言い聞かせてはいるのですが・・・。

私はこんな時には陰陽図を思い浮かべて乗り切るようにしています。

この図が時計回りにゆっくり回っていると思って聞いて下さい。
白(陽=Happy)黒(陰=不幸)が交代交代に、繰り返し繰り返し巡って来ます。どちらも必ずやって来るので避ける事はできませんが、どちらも永遠には続かず必ず終わりが来ます。そして、黒の中にも少しは白があり、白の中にもどうしても黒が存在します。
ああ、まさに人生そのもの。

良い事の後には必ず悪い事が巡って来る。悪い事ばかりに見えても、実は(小さいながらも)良い事も起こっている。その逆もしかり。
最近若い方の自死が多いですが、人生は陰陽図の如し。待てば必ず幸せがやって来ますよ。必ず。