履歴書?不要でしょ。

一人の歯科衛生士の先生が英保歯科での仕事に興味を持って下さり、見学に来て下さいました。なかなか骨のある女性のようにお見受けしました。英保歯科では精神的にも倫理的にも一人立ちし常に自己研鑽を怠らない方をスタッフとして歓迎しています。彼女はマッチするのではないでしょうか。英保歯科での空間と時間を共有して共に成長できればと楽しみにしています。

歯科衛生士免許の原本と、住所とマイナンバー確認のためにlDとを持参頂くようにお願いしました。

「履歴書も要りますね?」と言う質問には「不要でしょ?過去の事など関係ないし。」

履歴書を書いてもらってそれを読むと、お互いの貴重な時間が取られる上に、先入観を持ってしまったり、ステレオタイプ的な見方をしてしまったり、例えば、他のスタッフに「彼女帰国子女らしいよ。凄いね!」などと口走って個人情報をうっかりリークしてしまうリスクすらあります。

会社で「あの人〇〇大学出身だって。凄いね。」なんてOL(←ここではあえてOLという死語を使いました)相手にダラダラ喋っていると時間と人生を無駄に使ってしまいますし、何も生産しません。米国では年齢や性別すら質問禁止だそうですが、米国の生産性が日本より高いのも頷けます。

ハンコ同様、明治時代の遺物は整理して本当に必要なものだけにしていかないと、家族と過ごす貴重な時間を仕事(をしているように見える行動)に喰われてしまいますよ。それって残念な事でしょう?