親知らずはいつ抜くか(その2)

人間は進化(?)すると歯の数が減るようです。進化というより原始化の逆の方向、未来人化とでも言いましょうか。
そして、親知らずは今の日本人の2人に1人は存在しません。親知らずを持っている人は自分は原始的なグループの方に入ると思って下さい。(ちなみに私も4本ありました。)
下の親知らずが手前に90度倒れて存在していて、中途半端に見えているる時が、非常にややこしい事になります。
手前の歯をグイグイ押してきますので、歯並びに影響を与えると言われています。それから、ブラッシングが困難なので、手前の歯も巻き添えににして虫歯や歯周病にしてしまいます。
手術をして取り出さないといけないのですが、術後に腫れたりしますので、受験勉強の忙しい高校生の間は抜きにくいですね。
大学4年の頃は就職活動が始まるので、これもタイミング的に難しいですね。
自分のお父さんの会社にでも就職するなら、就職してからすぐに有休をとって抜歯を受ける事もできるかも知れませんが、新入社員の内に「歯医者に行くので有休を」と言えるほど、日本の社会は良くなっているのかどうか・・・。個人経営の私には未知の世界です。
そういう訳で、「親知らずは大学の1年から3年の間に抜きましょう」というのが私のアドバイスです。
就活が6月に解禁になるとか?少々忙しくなるようですね。1年生の夏休みに1本、2年生の夏休みにもう1本。というのがベストかも知れませんね。