小学校健診で感じたこと

小学校の歯科健診に行くと、虫歯ゼロの子供が激増している事と同時に、10本近く虫歯があって、継続して治療に行っていない子供が各学年に2-3人いる事に気が付きます。
私は、そのような可哀想な子供には、まず「おうちの方にお願いしたら歯医者に連れて行ってくれる?」と尋ねます。
それから「おうちの方にお願いしたらフッ素入りの歯磨き粉を買ってくれる?」と尋ねます。
それから「今まで大変な目に会ってきたね。虫歯予防の正しい知識を身に付けて実践したら、これから生えてくる永久歯は全部ピカピカの虫歯ゼロの歯にする事ができるんだよ。」と言ってあげるようにしています。

担任の先生に「この子は可哀想ですね。」と言うとほぼ100%「歯磨きができていないんですか?」とお答えになります。そして子供には「はよ歯医者に行ってなおしてもらって来いよ。」とアドバイスなさいますね。

私「・・・・・。」何から説明しましょうか。短い時間では無理ですね。

学校の先生と保護者が予防歯科の勉強を本気でしてくれる事を、神に祈りがら学校を後にしました。子供を守る事ができるのは大人です。大人にはその義務があると思いますが、いかがでしょうか?