靖国神社参拝について

今年の終戦記念日に小泉氏を含む4閣僚が靖国神社を参拝し、早速中国や韓国などから反発が出ているとのニュース。これって、もはやマスコミ界の季節の風物詩となっている感がありますが、もう戦後75年も経っているのでマスコミの皆さんにもそろそろ新しい話題(新ネタ)を出す努力をして欲しいですね。

靖国と言えば、数年前にある宴会である国会議員と同席した事があって、その先生が(集票のために)各人の宴席を回って来られたので私が「先生、靖国について話しませんか?」と言うと困った顔をして慌てて逃げて行っちゃった経験があります。「国会議員の国家に対する意識と知識と、真正面からディべートする勇気ってこの程度なんだ」と心底失望した事があります。皆さん、選挙には必ず行きましょう。

さて、新聞などには「靖国神社にはA級戦犯が合祀されているのが問題」とか「政教分離の観点から見て問題」とか言う事が書いてありますが、皆さんはどう思われますか?

「靖国神社はA級戦犯の霊とそれ以外の英霊とを分けろ」と言う意見がありますが、靖国神社側は「それは不可能」と答えています。なぜだか解りますか?

また、皆さんは「神社の参拝は宗教的行為」だと思われますか?「そりゃそうだよ。」とお答えになる事でしょうね。でも、本当にそうなの?

私は理系の人間ですので、こういった抽象的な問いについても常に一つの正解を求める傾向があります。そしてしっかりと調べて(=多くの参考文献を読んで)考察し、出した答えは英保先生らしく、「シンプルでミニマムで単純な結論」となります。

これらの話題は少々 Touchy ですが、折に触れて私なりの解説をしたいと思っています。