2%の若い先生へ「隠しメッセージ」

今日は診療終了後に車で都会に行ってきました。月一回武庫之荘で開催されているノーベルバイオケア・プランニング教室で症例発表するように依頼されたため、先月に続いて頑張ってやってきましたよ。

たまにあるある:「偏差値の高い学校を出たエリート医師ほど、根拠のない自信が大きすぎて、見ていて恥ずかしい。」これは私が時々感じる事です。
私は白陵→岡山大学という、中堅進学校から地方の国立大学という「それなり」のルートですが、それでも35歳前後までは「自分は偉い先生」だと完全に勘違いしていました。ああああああああ!忘れたい黒歴史だ。穴があったら入りたい。

大体、どんなに偏差値の高い中・高・大を出た(優秀な?)歯科医師であっても、元々の健康な歯に戻す事ができる訳でも無いのに勘違いをしている時点で恥ずかし過ぎます。もっと謙虚になって、「いくら我々歯科医師が頑張ってみても元の状態に戻す事はできないので・・・。」と、予防歯科の大切さを伝える努力をするべきでしょう。

そんな事で今日も、若い先生方に知って欲しい事を言葉の端々にこっそりと織り交ぜながら発表をしてきました。
接着や根管治療など、インプラント以外の事も沢山話したので「インプラントの勉強会なのに、この三田の先生何や?」と思われたかも知れませんが、今夜も100人の前で講演して2人解ってくれたら上出来という「2%の法則」を思い出す事にします。

普通の歯医者とチョット違う、英保歯科の考え方が誰か一人にでも伝わったかな?

今日のように20人程度の参加者なら1人「ピン」と来てくれたら大成功!なんです。