断酒を困難にしたもの

18歳の時に肉類を食べるのをやめて、10年前に断酒をしたのですが、両方ともやめるのはとても難しかったですね。

何が困難にしたと思いますか?食べたい・飲みたいという欲望?いいえ、違います。

一番難しかったのは、「周りの人達」の常識や価値観です。学生の時に焼き肉に誘われても、「キャベツばかり食べているつまらないやつ」、居酒屋に行っても「ウーロン茶ばかり飲んでいるつまらない男」なので、「食べろや。面白くないやろ。」「俺の酒が飲まれへんのか。」と、執拗に言ってくる人が少なからずいて、頻繁にトイレに逃げなくてはなりませんでした。

皆さんだったら付き合いますか?日本人だからほとんどの人は折れますかね。特にJKや会社勤めの「真面目な」人はそうじゃないですか?

私は自分の信念を通しました。失ったものも沢山あるかもしれません。

でも、その失ったものは、恐らく自分にとっては必要の無いものだったのだと思います。
むしろ、失った方が幸せなものもありますよね。失うこと、縁を切る事によって次のステージ、上に向かって進めるんです。

本当に必要なもの、本当に大切なものは「物凄く数が少なくて、物凄く小さくて、とっても地味で、でも、よく見ると眩しいほど光輝いている」ものだと思うんです。

一例を挙げれば、「私の宝物である家族」、英保裕和という人間を心から信頼して予防歯科のために通院して下さっている「ファミリーメンバーのお客様」、そして、私の理想を具現化させてくれている「英保歯科のスタッフ」ですね。