チョット羨ましい、三田市民病院

三田市民病院に来ています。採血は全然痛く無く、私が大学病院の病棟で働いていた30年前とは採血器具もシステマテックで隔世の感があります。エコー検査も無事終了して、内科の診察を待っています。

外来の1階は物凄い患者さんの数とスタッフの数で賑やかです。私が大学を卒業して歯科医師になったばかりの時、歯だけでなくメディカルの医師のように全身の治療に関わりたいと思い、医学部に行き直そうと真剣に考えた事がありました。ですから、この様な活気溢れる総合病院の雰囲気に「いいなあ」と羨ましく思う面があります。

エコーと小児科の間の廊下は人通りが少なく静か。ここのベンチに座ってホッと一息。

しかし、これだけ人が動いているのに赤字経営とは不思議ですね。小さな歯科医院の院長の目から三田市民病院のスタッフの動きを拝見していると、改善できそうな点が沢山ありますが、現実には長年の習慣を捨てさせるのは難しく、又、全てのスタッフの雇用を継続してあげたいとも思う情も入るでしょうし、大きな船を操るのは本当に難しいでしょうね。

コロナ対策で張り紙がいっぱいの三田市民病院玄関。
もう少し厳選・要約しないと、きっと誰も読まないな。
高額な最先端の診療機器の導入は経営健全化に働くのか?それとも断捨離の方が賢明なのか?

三田市民病院とは対照的に、英保歯科はこじんまりした医院ですが、ありとあらゆる無駄を徹底的に排除していますので、今年のようにコロナ禍があっても現在のところ経営上の不安要素はありません。有り難い事だと思います。

「隣の芝生は青く見える」という言葉がまさに腑に落ちた、今日でした。