コロナ後のビジネスは陰陽(yin-yang)で

コロナで経済が完全にストップしていますが、我々経営者はコロナ後にやってくる未知の世界、新しい価値観が支配する社会でも会社を生き残らせて社員を守る術を考えておかないといけません。

不要不急は避けましょうと言われた時に、パフォーマンスが激減する分野だけに100%依存していては会社が存続する訳がありませんね。そんな事、今の状態ではちょっと考えると当たり前の事なのですが、平時には私も含めそこまで考えないのが普通でしょう。

例えば、現在、航空会社がタフな状況に陥っているのですが、旅行や外出が完全に止まった時に需要が増加する分野に50%関わっていれば、少なくとも会社が破綻(はたん)する事は避けられるはずです。ANA北海道農場とかJAL美ら海お魚牧場とかやってたら良かったかもね。
東洋思想では陰陽の考えを大切にします。白と黒のオタマジャクシみたいな図柄は陰陽( the yin-yang principle)を解り易く表しているのです。白は陽、黒は陰で、それがグルグル巡ってくる理(ことわり)があるのです。(陰陽はもうちょっと奥が深いのですが、そのお話はまたの機会にします。)

何千年も前から経営陣が進むべき道のヒントの図が存在していたのに、平和ボケしていると気が付かないものですね。