コト(言動)の断捨離、始めます

モノの断捨離を始めてもうすぐ4年、良い事が増えて幸せです。

そこに余計なモノがあるから苦しくなる。故に、余計なモノが存在しない(捨てる、買わない)ようにようにすればドンドン楽になる。

同様に、余計なコト(言動)をするから苦しくなる。故に、余計なコトをしなければ(軽率に発言したり、軽率な行動をしないようにすれば)後悔する事も無いはずです。

ここ3年程、お客様が過去に他院で受けられた治療について、「修復不可能になって抜歯になる前に、英保歯科で自由診療でこれらの治療のやり直しをして、これらの歯の延命をしませんか?これも予防歯科なんですよ。」というご提案を私の方から多くのお客様にしてきました。

ただ、ほとんどの場合が根管治療のやり直し、歯を引っ張り出す矯正、セラミックのやり直し、そしてインプラントなどの併用になり、非常に高価な「やり直しの費用」のご提案になってしまい、説明の終盤では何とも言えない空気になってしまう事があります。

痛くも何とも無い歯に対して、私から突然にそのような「不都合な真実」を告知され、その上高額な「やり直しの費用」の提案をされると、気分が良く無いのは当たり前ですね。相当に相手の歯に対する価値観を見定めてから話し始めないと、かえって相手を追い込んで不幸にしてしまうなと猛反省しています。

歯が悪くても日本社会の中では普通ですし、介護保険も充実していますから、大きなお世話かも知れません。

最近の経験からそのように痛感しましたので、今後は自分の言動についてもしっかりと断捨離したいと思います。これまで「全ての日本人の歯と人生を守るために」と、随分頑張って発言・発信してきましたので、自分自身には充分合格点を与えてやりたいと思います。

もちろん、「探しに探して、助けを求めて、英保歯科に辿りついた方」や「歯に対する価値観が私と同様である方」には、今まで通り私の方からお話しして差し上げるつもりです。だって、私の「歯に対する熱い想い」は断捨離できませんから。

こうすれば、全員が、幸せになれると思います。