インプラントオペLIVE(閲覧注意):DTX+TiUltra+Xeal+On1

根っこが折れた歯を抜いて、バイオスという人工骨とテルプラグというコラーゲンで骨と歯肉が減らないように工夫を施していました。奇麗になおったのでインプラントを埋入します。英保歯科のお客様は前後の健康な歯を削る事が嫌いな方がほぼ100%ですので、このような場合にはほぼ100%の方がインプラントを選択なさいます。
DTXという3Dシュミレーションソフト上でインプラントの3次元的な位置を完璧に決定し、ワンオフのテンプレートという装置を使ってそれを実際の手術時に再現します。今回はソケットリフトという手法を使って上顎洞底を持ち上げてインプラントを埋入する計画です。一瞬の気の緩みも許されない難しいオペなのです。
小さな小さな切開を加えて骨を露出させます。
骨に穴を開け、上顎洞に達する直前で寸止めします。昔は手の感触と目分量で止めていたのですが、今はそれに加えてガイドが正確な距離を教えてくれます。テクノロジーの進歩は時に物事を根底から変えてしまいます。
予定されたポジションに TiUltra の表面性状を持つインプラントが埋入されました。
細胞レベルに働きかける表面性状を持つXealアバットメント(金色に輝く)が「ムコインテグレーション」を可能にしてくれます。
ガイドシステムによって両隣の歯のど真ん中に、完全に並行に埋入されています。

今回のオペでもDTXの活用によって「ここしかない」という正確な位置にインプラントが埋入されました。英保歯科のお客様は、ここでも又、ほぼ100%の方がこの「DTXを使った手術」を選択なさいます。(ちなみに英保歯科でDTXを使用する際の追加料金は 22,000 円(2021年02月現在)と、比較的リーズナブルにさせて頂いております。)

日本におけるインプラント治療も日進月歩で、一般的にはこの様にますます安心・安全になってきています。今回のブログがインプラント治療をお考えになっておられる方の安心に繋がれば幸いです。