実際の治療例や関連情報, 院長日記続・親知らずの移植症例 2019年11月29日 Hiro約3ヶ月前に移植した親知らずの続報です。手術当時の詳細はこちら。手術当日。隣接する骨内にあった親知らずを7番の位置に移植しました。まず、手術後2週間の時に行った処置と状況を説明します。約2週間後に歯の中央に小さな穴をあけて iMix というお薬を入れます。数日後にその穴をコンポジットレジンで完全に封鎖します。キチッと防湿をして舌などが触れないようにしないと歯の中に唾液(←バイキンだらけ)が入って感染し失敗します。防湿装置が舌を隔離している事がわかります(青矢印)。まだ手術後2週間です。iMix を歯に入れた直後のレントゲンです。移植した歯の周囲は骨が無い部分が大半です。以下は、手術後3カ月(本日)の状況です。移植した歯とは思えないほど良好な歯肉の状態です(黄矢印)。かみ合わせの面の詰め物も極小で(青矢印)銀歯にする必要もありません。移植した歯の根の表面には骨再生を促す細胞が存在するので、根の表面に隣接する所から先に骨ができてきているのがわかります(黄矢印)。根っこの先の方の骨も順調に再生しています(青矢印)。経過良好で、一安心ですね。また数カ月したらレントゲンを撮影してみます。どれだけ骨が回復しているかが楽しみです!共有:クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)いいね:いいね 読み込み中…関連