キリスト教といっても多種多様

「先生はキリスト教徒なんですか?」「いやいや、違いますよ。」私のブログを読んで下さっている年配のお客様と昨日交わした会話です。

海外では宗教の違いで戦争さえ起こる事がありますが、私見では「ある宗教を信仰していると答える=その宗教のためなら命を賭けても良いと思っているほど信じている」という事だと思っています。

子供のミッションスクールが開催して下さる父兄向けのキリスト教講座に足しげく通っているのでキリスト教について多少理解は出来ていますが、カトリックの洗礼も受けていないですし、正直な所、「キリスト教を信仰しています」とは恥ずかしくて答えられないですね。

イースターの日の我が家での出来事。こらこら、う○こなんか書いてるとバチが当たるぞ。

ところで、皆さんは自分でキリスト教の教会を作る事が出来ると思いますか?
田舎の道路添いの家の壁に、黒い紙に黄色い文字でイエス様の事が書かれた紙が貼ってあるのを見かけた事がありませんか?
例えば私が聖書を手にして「聖書にはこのように書いてあります。今日から英保歯科の裏に教会を作ってキリスト教を説きます。」といえば、(プロテスタントの)キリスト教の教会を作ってしまう事ができてしまいます。

キリスト教にはカトリックとプロテスタントがある事はご存知だと思います。
カトリックは古くからある正統派のキリスト教で、聖書の内容はもちろん、儀式・形式(Practice) も重んじます。カトリックのキリスト教の種類は1つだけです。
プロテスタントは形式より聖書の内容を重視します。正統派のプロテスタントもいくつかあるのですが、プロテスタントは聖書を自分なりに自由に解釈しても良いので、いくらでもプロテスタントの新しい流派を作る事ができてしまいます。ですから、プロテスタントのキリスト教の種類は沢山存在します。

時には怪しげな新興宗教であっても「キリスト教」と名乗っている事があります。皆さんの人生(家族や人間関係や財産)を守る為にも軽率な盲信は禁物です。良く見極めて下さいね。

近いうちに宗教と信仰の違いについてお話できたらと思っています。